シャフトのスペックには
メーカーよりトルクが記載されています。
実は、このトルクと飛距離にとても
重要な数値でありあなたの悩みを
解決してくれるかもしれません。
今回はシャフトのトルクについて
お話ししたいと思います。
シャフトのトルクとは?
一度は聞いたことのあるトルクですが
トルクってなに?と思われた方も
多いのではないでしょうか?
シャフトのトルクとは
シャフトに負荷をかけた時のねじれを意味します。
そしてシャフトではねじれの度合いを数値で表します。
出典:Tour AD(ツアー AD)| グラファイト デザイン TOUR AD DI
一般的には3.5以上の数値で
あればねじれやすい3.5未満であればねじれにくいと判断されています。
この数値はドライバーの基準であり
それよりも短いクラブになるとこの数値が下がってくるいわゆるねじれにくいというわけです。
また、ヘッドスピードが速い方は遠心力があり
シャフトがしなる為トルク(ねじれ)が
大きいくヘッドスピードが遅い方は
シャフトがあまりしならないためトルク(ねじれ)が小さいと言うことになります。
トルクを利用して飛距離を出す
一般的にはトルクがあるとシャフトが
暴れるイメージですが実はそうではありません。
ヘッドスピードがある方でもトルクが
3.5以上の数値が有っても安定して飛距離を伸ばせる場合も多くあります。
逆にヘッドスピードが無い方でも
トルクを抑えることで飛距離が伸びる場合もあるのです。
トルク(ねじれ)が起こることにより
最大限のパワーをもたらしてくれます。
自分に合うトルクとは?
それは、今使用しているシャフトの
トルクを知ることが重要です。
ご自分が使用しているシャフトが
どのぐらいのトルクスペックなのかを
知りそれを基準としてトルクの
大きいシャフトを試打したりトルクの小さいシャフトを試打したりして
調整させるのが飛距離を出す近道だと思います。
メーカーのトルク値で選ぶのはダメなのか?
全然問題ありません。
但し、メーカーのトルク値は簡単に言うと
完璧なスイング状態での数値となります。
人であれば個人のスイングの特徴であったり
癖などがあるため完璧なスイングは難しいですよね。
メーカーとしてはトルクの参考値を掲示しています。
メーカーが参考値を掲示していることで私たちのベースと
なるトルクが解りそこからご自分に合わせたシャフト選びを細かく調整していけます。
メーカーの参考値が今使用しているご自分のトルクベースとなります。
まとめ
シャフトのトルクの部分は
シビアな部分ではありません。
大きく間違えると方向性を失ったり
もしくはボールが失速する可能性も大きいです。
今後、シャフト選びをする際には
シャフトのフレックス(硬さ)X.S.Rだけでは
なくトルクも気にされると飛距離が
今より格段に伸びる可能性があるので是非参考になさってください。
今回も読んで頂きありがとうございます。
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