ゴルフをされる方で一度は耳にしたことのある
「ゴルフクラブに仕事をさせる」の
言葉を聞いたことがあると思います。
では、仕事をさせるとはどういう意味なのか?
また、どういう状態を意味しているのか?
などを今回は説明したいと思います。
クラブに仕事させるとは?
では、「クラブに仕事をさせる」とは?
本来、クラブに持ち合わせているスペック(能力)を妨げずに最大限に生かすことを意味します。
簡単に言うとクラブが動きたいように動く形を意味します。
クラブのスペック(能力)とは?
クラブのスペックはシャフトで決まります。
シャフトにはいくつか項目がありますが
一般ゴルファーに向けて知っておくべき
ポイントを説明します。
【シャフト知っておくポイント】
フレックス | シャフトの硬さを意味する(L/R/SR/S/X/TXで標記) |
重量 | シャフトの重さを意味する(60s/70sで標記) |
キックポイント | シャフトのしなる個所を意味する(シャフトに標記無し) |
トルク | シャフトのねじれを意味する(シャフトに標記無し) |
※キックポイントとトルクに関してはシャフトに標記がありません。
最低限、何処のメーカーでどのシャフトを
使用しているのかを把握する必要があります。
ネットで検索すれば記載されています。
そこで、使用しているシャフトのスペックが
硬い、柔い、重い、軽い等が把握できるでしょう。
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クラブに仕事をさせた時の状態
それではクラブに仕事をさせた時の状態は
どの様な形にシャフトの状態なのでしょうか?
この写真は私がスイング途中(インパクトを向かえる前)の状態です。
スイングの力に対して
クラブ(シャフト)が反発して戻ろうとしている状態がおわかりになると思います。
それは、シャフトの硬さであったり、
ねじれを抑制させるトルクが関係している証拠です。
この状態が「クラブに仕事をさせている」状態となります。
クラブにはカーボンシャフト、スチールシャフトとありますが全て同一の動きができれば仕事をさせている状態となります。
仕事をさせるスイングと打ち方
では、クラブに仕事をさせる
打ち方について説明します。
クラブに仕事をさせる範囲
先ず、この写真を見て頂ければわかるように
インパクト直後には既にボールが離れた状態です。
よって、クラブに仕事をさせる範囲は
テイクバックからインパクトまでの範囲となります。
意外にもご存知ない方がおられますので
頭の片隅にでも置くようにしてください。
クラブに仕事をさせるスイング状態
次にクラブ(シャフト)に仕事をさせる状態の打ち方を説明します。
テイクバックからボールを打つ前に肘の使い方が重要です。
右脇を閉めて左腕はなるべく伸ばした状態でダウンスイングに入ります。
そうすることでスイングの最短ルートを確保できシャフトが追いつこうとする働きが発生します。
次にインパクト付近の腕の状態です。
右腕は左腕より前に出ない(右肘がお腹に近い状態)をキープすることが大事です。
そのようにすることでシャフトがスタンスを
した状態に戻ることができます。
また、弾道もスライスや引っ掛けを防止することが出来るのです。
後のフォロー(Finish:最後)は
クラブの重さを感じながら脱力するような形で
クラブを持っていくことです。
まとめ
スイングには捻転(ねんてん)腰を回すことも
大事ですが結局、クラブを持っているのは手(腕)です。
手で打つことを意識しすぎて手打ちになる場合もあります。
それは、間違いでゴルフで言う手とは腕の事を意味します。
腕の使い方でシャフトの能力を高めることが出来ます。
手では無く腕を意識されてスイングしてください。
読んでいただきありがとうございます。
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