仕事効率で悩んでる方 オススメ1冊

現在、日本は仕事の残業が多い国と言われています。
行政側もそれを改善するために働き方改革を促進していますが
実際のところ仕事量は増え残業は多い状態です。

私も、以前は残業が月平均35時間~55時間程行っていました。
常に毎日2時間ベースで残業をしている計算です。
流石に毎日の残業となると体もヘトヘトで休みは、家族サービスも出来ない状態でしたね。

そんな時に近くのコンビニで1冊の本と出会いました。
それは、明日香出版社から出ているで「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣です。
私はマンガ本や小説、雑誌もまったく読まない人間なのでコンビニの本コーナーは
基本スルーしますが何故か気になってその本を見つけました。

本に頼るキッカケ

  1. プライベートの時間
  2. 転職したいが出来ない
  3. 残業はしたくない
  4. 先輩からの一言
  5. 仕事の効率改善を行いたい
  6. 本の詳細
  7. まとめ(自分がどう変わったか)

 
当時の心境と何故それに頼ることになったのかを簡単に説明したいと思います。

プライベートの時間

冒頭でもお話しましたが、仕事に追われ日々が続き週末土曜日は体を休め、
日曜日の午後からは残業で出来なかった仕事を持ち帰り仕事をする週末でした。
また、未だに後悔していることは嫁の出産の時です。
病院の待合室で仕事をしている間に看護師さんからの連絡で我が子が生まれたことに気づくと
いうことです。流石に「俺は何をしてんだろうか」とかなり後悔をしました。

転職したいが出来ない

会社での立場は、ある程度の役をもらって仕事をしていたので
給料面+残業代(当たり前ですが)で不満はありませんでしたが
この仕事は続けられないと思い転職を考えました。

しかし、当時の給料と同等レベルの金額を支給する会社は無く
かと言って私にアピール出来るスキルもそれほど無かったので諦めました。
また、家、車のローンもあり子供が生まれたばかりということから時期早々と
思い転職は最終手段と決めた理由のひとつもありました。

残業はしたくない

出来れば残業はしたくないと私は思っています。今でも気持ちは同じです。
私と同じ考えの方はたくさんいるのではないでしょうか。

一方で残業が無いと生活が出来ないという方もいると思います。
どちらも間違えだとは思っていませんし現実的にみると後者の方が正論だと思います。

ただ、会社側は業績が悪くなれば私たちに「残業ゼロで」と強く言ってきます。
最悪の場合、人員削減の方向にも動く可能性も起こりえますね。
残業する人=金がかかる=効率が悪い と判断され削減の対象者となる考えです。

当時の私は残業する人の方に見られていたと思います。

先輩上司からの一言

ある日休憩所であまり好きではない(話もあまりしない)先輩上司と一緒になり
その先輩上司からいきなり「俺、お前の事嫌いなんだよ!効率悪いし」と言われました。
私は「何この人?」と思い、腹が立ちましたが「すみません」と答えその場を離れました。

確かに言っていることは間違いではありませんし、
その先輩上司は仕事も迅速で信頼も高い人でした。
でも、もっと言い方があるだろうと思いムシャクシャして
数日間はあまり眠ることが出来ませんでしたね。

今思えば、その先輩上司の言葉があったからこそ今の自分に変わることが出来たと感謝しています。
因みに、その後先輩上司は部長まであがり他社からのヘッドハンティングで転職しました。
私との関係は、プライベートでゴルフする仲でいつもふざけ合っています。

仕事の効率改善を行いたい

自分の中では常に業務に対して効率よくやっているつもりでした。
例えば、提出物の納期が早い資料から手をつけ優先順位を明確したり
難しい問題や案件に対しては徹底的に調査し解りやすようにまとめあげて
次の案件に移るように心掛けもしていました。

また、私の作業手順や効率を同僚複数人などに見てもらい意見を聞いて
常日頃から改善には努めていたつもりでしたので改善の見当が見つからずじまいでした。

いろいろと模索していた中での本との出会いでありました。

本の詳細

この本を手に取った時の印象と読む気持ちになったきっかけを記載します。

本の印象

冒頭でもお話しましたが、何故その本を手にしたのかは正直解りません。
ただ、ファーストインプレッションとしてシンプルに表題が分かりやすく
読解力がない私でも理解できる文章だったことです。

コンビニで残り1冊しか無かったので買う衝動にかられていたのかもしれませんね。
残り最後や残り1つの言葉って欲しくなりますし悩み解決のヒントになれば絶対買います。
多分、当時はわらも掴む気持ちだったのでしょう。

本の特徴

著者は、山本憲明さんという方が執筆しています。
ご自身が、国家資格の為に現在の仕事をどのようにすれば勉強の時間を作れるのか
又、どういった行動で自分を変えていけるのかを実体験を元に書かれています。

本の特徴としては、「仕事が速い人は○○○で、仕事が遅い人は○○○」との流れから始まります。
すごく単純ですが、簡潔にまた斬新な説明でどんどん吸い込まれて読んでしまう内容です。

全7章でに分かれており、1話完結みたいなタイプとなっています。
途中で止めても、スポット的に読んでも理解に苦しむことはありません。

その時々の場面によって仕事が速い人、遅い人の行動を描いているので
遅い人の行動スタイルが、自分や身近にいる人をダブらせ「くすっ」と笑いが出るところもあります。

だからと言って「遅い人はダメな人」というニュアンスでは無くむしろ
人間性が良く、優しい人、仕事にまじめに取り組む正直な人のように感じとれたので
不愉快なく、読むことが出来ます。

オススメなポイント

この本のオススメの最大のポイントは、発想の転換にあると思います。

例えば、一部下の内容があります。

・仕事が速い人は人の言うことを聞かず、
           仕事が遅い人は人の言うことをよく聞く。

「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣より引用

一見「逆じゃないの??」っと思われますが
著者の山本憲明さんは、人の言うことは十人十色で無限大である。
人の言うことを全部聞いていたら仕事が前に進まず時間がかかり終わらない。
資料作成でも仕事の在り方でも、自分を信じてやればスムーズに事が進む。
というニュアンスで書かれています。※本編はもっと詳細に書いてます。

この文章に対して先ず、自分の考えを出した上で山本氏の考えを照らし合わせるといった
答え合わせのようなゲーム感覚で読めるところが一番の魅力です。
文章を語呂合わせのような感じなので頭に残りやすい点も魅力のひとつです。

「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣 [ 山本 憲明 ]

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まとめ(自分がどう変わったか)

私はこの本を読みながら少しずつ本の内容を実行していきました。
最初のうちは、「この場合はどうすればいいのかな?」っと都度本を見ながらやっていましたが
徐々に慣れてきて今では自然と状況によって対応できるようになっています。

初めは、あまり効率よく出来ていると感じませんでしたが1ヶ月ぐらい経過した頃
定時前に空き時間が出来るようになりました。

残業時間も10時間以下程度になり効率よい仕事が確立出来ていると思います。
たまに、突発的な案件が入り仕事を持ち帰る時がありますがあまり苦になりませんね。

いちばんに感じたのは、気持ちに余裕が持てたことですね。
本を読む前までは「100% やり遂げなければ!」と思っていましたが
読んだ後では、「通常は50% の半分。本気で80%。終わらなければ明日」という考えになりました。
すると、前日に作った資料などが翌日見ると不備があったり、もっと良い文章の言い回しなどが
不思議と見えてくることが出来ました。

この本は私にとって、効率の改善だけでは無く気持ちも豊かにさせてもらいました。
以前の私の状況に立っている方は、是非読んで頂きたい1冊です。

本日も読んで頂きありがとうございました。

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